2月25日は天神様の日。保育園では遊戯室に菅原道真公の掛け軸を飾り、クラス代表のこどもたちが順番にお菓子をお供えし、みんなで「字が上手になりますように」「お勉強ができるようになりますように」などそれぞれがお祈りしました。

天神様の謂れのお話を聞き、和歌を唱和しら、「とおりゃんせ」をして楽しみます。最初は代表のこどもたちが舞台の上で。最後は遊戯室いっぱいに広がって、「大とうりゃんせ」大会。とうせんぼされると、大騒ぎ。楽しく遊びました。

新潟県では天神様を主にまつるのは、新津地区と、燕地区。新津では天神様のお菓子をお供えし、五目の炊き込みご飯を食べます。加えて線香花火を「雷」にみたてて室内であげることもしていましたが、保育園では咳き込んだりしてしまうお子さんいるので今はしていません。

また、保育園から中学校まで天神様のお菓子をいただくことがとてもめずらしいことだと思います。保育園ではお菓子の他に、東京の湯島天神の学業成就の鉛筆をおまけにつけています。毎年2月に東京で研修があるので、四ツ谷に行くついでに御茶ノ水で降りて、天神様にお参りして買ってきています。

みんなが字が上手になるようにと玄関ホールに年長組さんのお習字を飾っています。

地域が限定された伝統行事ですからなおのこと、こどもたちとともに大切に継承していきたいと考えています。