以下、敬称略 講師紹介   基調講演 きしかわ ようじ 社会福祉法人横須賀基督教社会館理事長 1969年、社会福祉法人横須賀基督教社会館にコミュニティワーカーとして採用され、地域活動に従事。1996年、法人が新たに設置した認知症デイサービスセンター、障害者デイサービスセンター、就労支援B型事業所などの統括責任者を経て、1998年西南女学院大学教授、2004年学長に就任。その後2007年、社会福祉法人横須賀基督教社会館館長に就任、2021年より理事長。専門分野は地域福祉。著書に『近隣活動とコミュニティセンター-横須賀基督教社会館と地域住民のあゆみ-』(筒井書房、2004年)、『福祉に生きる君へ-私たちは何を伝えてきたか-』(共著、燦葉(さんよう)出版社、2021年)など。 講座1 くらもち ふみとき 同志社女子大学現代社会学部教授 京都府立大学卒、同志社大学大学院修了。同志社大学専任講師、天理大学准教授を経て現職。博士(社会福祉学)。専門は社会福祉史、思想。教育現場では社会福祉士、精神保健福祉士、保育士など専門職養成に関わりつつ、キリスト教や天理教福祉施設の歴史研究などにも取り組んでいる。著書に『監獄のなかの子どもたち-児童福祉史としての特別幼年監、感化教育、そして「携帯乳児」-』(六花(りっか)出版、2016年)、『博愛社の史的研究-大阪児童福祉の先駆-』(共編著、六花(りっか)出版、2023年)など。 たかはし せいいちろう 社会福祉法人至誠学舎立川児童事業本部事務局長 児童養護施設を経営する両親のもと子どもたちと共に育ち、児童指導員として就職。米国大学院でMSW修得。2002年NPO法人エンジェルサポートセンター創設、自立支援プログラム実施。2009年至誠大地の家を開設し親子関係の再構築に焦点を当て、施設長として尽力。2019年より現職。社会福祉士、精神保健福祉士、保育士、実践女子大学非常勤講師、公益財団法人鉄道弘済会『社会福祉研究』編集委員。 ほり よしあき 武庫川女子大学心理・社会福祉学部教授 金融機関、社会福祉法人京都福祉サービス協会高齢者福祉施設紫野(むらさきの)副施設長、同法人施設本部副本部長を経て、2011年4月より武庫川女子大学文学部教員、2023年4月より現職。社会福祉学、政策学が専門。成年後見制度や高齢者問題を中心に、研究および社会的活動を行う。 にしむら あい 新潟県立大学人間生活学部准教授 東北文化学園大学、青森県立保健大学健康科学部社会福祉学科講師を経て、2019年より現職。専門領域は、障害者福祉、家族支援。修士(社会福祉学)。社会福祉士。研究テーマは、知的障害者の親(おや)亡きあと問題の解決に向けた家族支援。実践では、特別支援学校を卒業した、知的障がいのある人を対象としたオープンカレッジを開催してきた。著書に『社会は障害のある人たちに何を期待しているか-生涯学習実践から知的能力をめぐる問題を考える-』(あいり出版、2014年)など。 講座2 いしわた かずみ 東洋英和女学院大学名誉教授 1981年3月、筑波大学大学院博士課程修了。1981年4月より10年間、埼玉県や横浜市のリハビリテーションセンターで、障害者の就労や福祉サービスの相談に関わる。その後、東洋英和女学院大学などで「障害者福祉論」「人権論」を担当。1997年に「湘南ふくしネットワーク」のオンブズマンとなり、2016年7月に神奈川県相模原市で起きた津久井やまゆり園事件の検証委員長を務めるなど、さまざまな権利擁護活動に関わる。 つる もとひこ 社会福祉法人ゆうかり理事長 1970年鹿児島市生まれ。1993年社会福祉法人しがらき会信楽青年寮入職。1997年社会福祉法人落穂会(おちほかい)ゆうかり学園入職。知的障害者施設の入所定員110名を40名に縮減し、グループホームへ移行。2007年、インクルーシブ保育実現のためゆうかり保育園を開設。2015年社会福祉法人ゆうかり理事長就任。NPO法人全国地域生活支援ネットワーク理事長、鹿児島県障害者自立支援協議会会長。第24回糸賀一雄記念賞受賞。著書に『僕らはいつも旅の途中-共生社会の未来をひらく5人の実践者たち-』(共著、中央法規出版、2022年)。 たなか のぶや 社会福祉法人ライフの学校理事長 1981年秋田県生まれ。大学卒業後、2つの法人で介護/支援相談員として働いたのち、2011年社会福祉法人ウエル千寿会(ライフの学校の前身)で特別養護老人ホーム施設長に就任。2013年同法人常務理事就任。2019年6月より理事長となり、2020年法人名称を社会福祉法人ライフの学校に変更。 いいだ だいすけ 社会福祉法人福祉楽団理事長 1978年千葉県生まれ。東京農業大学農学部卒業。日本社会事業学校(現・日本社会事業大学)研究科修了。千葉大学看護学部中途退学。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士前期課程修了。修士(学術)。2001年、社会福祉法人福祉楽団を設立。特別養護老人ホームなどの相談員や施設長などを経て、現在、理事長。2012年、株式会社恋する豚研究所設立、現在、代表取締役。千葉大学非常勤講師、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士。 講座3 やました さちこ 淑徳大学総合福祉学部教授 大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。専門は社会福祉学、障害学。障害者の地域生活支援を中心テーマに研究を行っている。主な論文に、「重症心身障害者の地域での生活と意思決定支援-生活支援と意思決定支援の構造に着目して-」(『社会福祉学』第60巻第4号、日本社会福祉学会、2020年)。 またむら あおい 一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長 公益社団法人日本発達障害連盟常務理事(『発達障害白書』編集長)でもあり、内閣府の障害者差別解消法に関する各種検討会委員、厚生労働省障害児通所支援の在り方に関する検討会委員なども歴任する。知的・発達障害分野における法制度や支援施策が主な専門分野。 いしむら よういち 社会福祉法人晋栄福祉会兵庫エリア総合施設長 中山ちどり施設長 大学卒業後、医療ソーシャルワーカーとして病院に勤務。その後、特別養護老人ホームにおいて、介護職、施設リスクマネジャーなどを担当。介護保険制度施行後は、訪問介護事業所などの立ち上げ、介護支援専門員、入所の生活相談や地域包括支援センターと訪問介護の管理などを行い現在に至る。大阪市立大学大学院経営学研究科修了(MBA)。 やまや はるえ 常葉(とこハ)大学保育学部准教授 小学校教諭、女性相談員、秋草学園短期大学専任講師、文部科学省教科書調査官(福祉科担当)などを経て、2018年度より現職。専門は子ども家庭福祉、社会的養護、子どもの権利擁護。2020年度より、神奈川県子どもの意見表明支援事業子どもの権利擁護専門員として児童養護施設などを訪問し、子どもたちの声を聴いている。神奈川県社会的養育推進計画改定権利擁護ワーキンググループ座長を務める。社会福祉士。 問い合わせ先 公益財団法人鉄道弘済会 「社会福祉セミナー」係 電話 03・6261・2790 ファックス 03・3815・8978 メール fukushi-seminar@kousaikai.or.jp