若草こども園では月に1度様々な災害を想定した避難訓練を行っており、年に1度消防署の方に来て頂いて総合防災訓練を行っています。
11月12日(月)に今年の総合防災訓練を行いました。
「調理室から火が出た」という想定の避難訓練を行い、火元の調理室では調理担当者が初期消火訓練を行い、火事の知らせを聞いた園長が消防署への通報訓練を行いました。
全員が無事に避難できたことを確認したあと、消防士の方からのお話を聞きました。とても上手に避難できていたと褒めて頂きましたよ!
☆消防士の人でも煙を2回吸ったら動けなくなってしまう。避難するときは煙を吸わないようにハンカチや服、腕、手などで口を覆うことがとても大切。
☆園では大人数での避難となり、実際の災害のときには煙や炎でとても怖い。保育士の声をよく聞いて行動する事。
☆「お」「か」「し」「も」の約束事を忘れない。大きい子は小さい子に教えてあげることも大切。
・・・とのことでした。消防士の方からのお話を真剣に聞く子ども達です。
訓練用の消火器を使って、消火訓練を全職員が行いました。子ども達が応援してくれたおかげで、無事に消化成功!!
外では「救助工作車」を見学させてもらいました。火事の時だけでなく、事故や災害など救助の必要があるときに出動する車だそうで、火を消すためのホース類は積んでおらず、かわりに救助に必要なロープや様々な工具などが積んでありました。
かっこいい消防車にみんな興味津々。消防士さんが一つひとつ丁寧に子ども達の質問に答え、
説明して下さいました。
遊戯室では消防服の試着。かっこいい消防士さんに変身~!!
今回の総合防災訓練を通して、『もしも』のときに対して子ども達の意識が上がる良い機会になったように思います。今後も毎月の避難訓練に全園児・全職員が真剣に取り組み、災害時に備えたいと思います。
文責 宮﨑