2004年
当センターの利用者に対する支援
2004アテネ・パラリンピック競技大会に5名の選手が出場!(2004.9.10)
ギリシャのアテネでオリンピック競技大会が開催され、金メダル・ラッシュで日本中が大騒ぎをしたのがつい昨日のようです。
まだその興奮が冷めやらぬ感がありますが、今度はパラリンピック大会のお話です。
2004アテネパラリンピック競技大会は9月17日に開幕し、9月28日の閉会式まで12日間にわたり、各競技に熱い戦いが繰り広げられます。
日本からは選手、役員合わせて270名もの方々が参加し、参加競技種目は16種目を数えています。 そして、この選手の中に「身障センター」で義足を製作している方が5名おられます。
前回のシドニー大会では、「身障センター」で義足を製作している2名の選手が、わが国で初めて義足を装着して陸上競技に参加し注目を浴びましたが、今回もまた陸上競技に2名、セーリングに2名、そしてシッティングバレーに1名が名を連ねています。
開幕まであとわずかになったこの大会で、選手の皆さんが十分実力を発揮し活躍されますよう、ご健闘をお祈りします。
また今回のこの大会にはセンターから臼井、勝畑の2名の義肢装具士が、メカのスタッフとして参加することになっています。二人が選手の方々のために十分な活躍ができるように願っています。
出場選手の紹介
鈴木 徹(すずき とおる)さん
☆昭和55年5月4日生(24歳) 山梨県
☆障害部位 右下腿切断
☆競技種目 走り高跳び(日本記録保持者)
☆2000年シドニーで開催されたパラリンピック大会に出場し、6位入賞を果たした。
臼井義肢装具士から鈴木・佐藤選手へ花束が
佐藤 真海(さとう まみ)さん
☆昭和57年3月12日生(22歳) 宮城県
☆障害部位 右下腿切断
☆競技種目 走り幅跳び(日本記録保持者)
☆義足を装着してのスポーツ歴は浅いが、次々と日本記録を塗り替えて今回代表選手に選ばれた。
佐藤真海さん
笠井 美栄子(かさい みえこ)
☆昭和31年4月12日生(48歳) 東京都
☆障害部位 左下腿切断 右下肢骨髄損傷による麻痺
☆競技種目 セーリング
☆2000年のシドニー大会に引き続き出場
笠井美栄子さん
加藤 昌彦(かとう まさひこ)さん
☆昭和44年4月16日生(35歳) 千葉県
☆障害部位 左下腿切断
☆競技種目 シッティングバレーボール
☆2000年のシドニー大会に引き続き出場
加藤昌彦さん
村澤 和則(むらさわ かずのり)さん
☆昭和43年6月29日生(36歳) 東京都
☆障害部位 右大腿切断
☆競技種目 セーリング
☆ヨット歴は8年、世界各地での大会に出場経験がある。
村澤和則さん